・日本の領海の30%は、小笠原諸島があることで確保できています。
とても重要な島だと考えます。
・救急患者を空路でスムーズに本土に到着させることも大変重要です。
(現在は患者側が自衛隊の発動を遠慮してしまい、助からないこともあるのです)
小笠原諸島周辺海域では近年、外国船によるサンゴ密漁の違法操業が相次ぎました。
巡視船が配備されていなかった小笠原では、監視取締艇だけでは対応が追いつかず、有事に即応できない状態が続いています。
現在ある唯一の巡視艇。保安員数人しか乗ることができません。
PS型巡視船(3階建て)の小笠原諸島への配備が決定しました。
(画像は同型機で、実際に配備される船とは形状やデザインなどが異なります。)
小笠原の人員増強と巡視船配備
2014年・2015年では、小笠原諸島振興開発審議会において、保安体制の強化として、「日本の巡視船は左の写真のように小さく、数名で対応しているので、大幅な増員と大型船の配備」を要請しました。
2016年にも同様の意見を強くお願いしました。
結果、小笠原海上保安署の強化が実施され、4名だった保安要員が6名に増員の決定がされましたが、前回と同様「大幅な増員と大型船の配備」を強く要請しました。
2016年には他国によるサンゴの密漁がなされる。
2017年に、PS型巡視船(3階建て)の配備が決定しました。
また、巡視船に乗船する15人前後を加えた20人前後を収容できる宿舎を整備することが決定しました。
2019年3月に、国会で「生活用としての空路」の決定がなされました。
稲田防衛大臣(当時)へ陳情
空路の設置は防災の観点とともに、日本の安全上も重要であること、
稲田防衛大臣(当時)に早期実現をお願いしました。
小笠原村の森下一男村長は、安心安全のための空路設置に向け
尽力されています。
東京都議会議員の先生方には、二階俊博先生より協力を依頼をして下さいました。
「国土交通省 小笠原諸島振興開発審議会」において2013年7月より、
災害発生に対応できるよう、防災用飛行機の設置を一貫して訴えてきました。
災害時には20mの津波が来ることも予想されております。
空路の設置により救助の対応が早くなり、防災に役立つようになります。
小笠原諸島開発審議会にて取り挙げて頂き、
空路設置の道が開けました。
<国土交通省ホームページ>
国土交通省 国土政策局 奄美・小笠原振興開発ページ
http://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/chitok/index.html
国土交通省 小笠原諸島振興開発審議会ページ
http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s501_ogasawara01.html